22日午前8時からWBCの決勝。
一回の表裏をテレビで観たが、後はリハビリに向かう車の中でラジオ。
一点リードされたところで、病院につき、リハビリが始まり、終わると、日本が逆転していた。
最後は大谷。日本が3対2で勝った。万歳!万歳!
(TBSが、午後7時から「緊急放送! WBC決勝 日本×アメリカ ~世界一の歓喜をもう一度!~」を録画放送したので、助かったが、やっぱり「同時中継」とは興奮度がまるで違う。リハビリを休むべきだった)
大会のMVP=最優秀選手はもちろん大谷翔平。大谷ジャパンだった。
でも、日本を世界1にしたのは「苦労人・栗山英樹監督」の力だろう。
(実は、昔、栗山さんはスポーツライターだった頃「週刊現代」のお仕事で、何故か、僕を取材されたことがあり、一緒に東京競馬場で楽しんだ記憶もある)
野球人として有名だったのに、腰の低い人だった。
「苦労人」だから、最後まで、村上を信じて、ジッと我慢して、準決勝、決勝で日本は勝てた。
これが勝負師というものなのだろう。勉強になった。
現地で深夜の記者会見。
率直な心境を聞かれると、彼は「選手たちが本当にうれしそうな顔をしていて、それがうれしかった」。
そして「きょうで監督は終わる」。
退くつもりなのだろう。
栗山さん、ありがとう!
この日の勝利で、日本中、野球少年が増えるだろう。
<何だか分からない今日の名文句>
「僕がダメだったとしても、
次の子どもが出てきてくれれば、
それでいいんです」
(大谷翔平/Number948号)