あまり報道されていないが「はしか」の患者が東京都で、三年ぶりに発見された。
感染したのは、面識のない男女2人。
女性は4月23日に東海道・山陽新幹線「のぞみ50号」9号車の新神戸駅−東京駅で同じ車両に乗車。
男性は今月4日に東海道新幹線「こだま740号」10号車の三島駅−新横浜駅に乗っていた。
新幹線が「はしか」を運んで来たのだろう。
「はしか」は感染症法上の5類感染症。空気感染する。
10日間程度の潜伏期間を経て、発熱、せき、発疹などの症状が出る。
多分、この2人以外にも「感染者」は居るはずだ。
「はしか」は感染力が強い。
例の「基本再生産数」。感染性のある病原体がどれくらい広がりやすいか表現するための基準。
「基本再生産数が1・5」だったら、感染症が治るまでに、一人の患者が1・5人に感染させてしまう。
季節性インフルエンザでは、2009年の場合、1・46。(1918年のスペイン風邪は1・8)
新型コロナの基本再生産数は平均3・28。
「麻疹(はしか)」の基本再生産数は12〜18。べら棒に高い。
気をつけようじゃないか。
<何だか分からない今日の名文句>
戦前、1年間に
1万人の子どもが亡くなった