ジャニーズ事件で(「裸踊り」が得意な)梨元勝さんを思い出した。

 「恐縮ですが」の決めゼリフをご存知だろか?

 芸能リポーターとして活躍した梨元勝さんのことを思い出した。

 その昔、テレビ朝日「モーニングショウ」で、揃って出演した頃、梨元さんに「何から何まで」教えてもらった。

 多分、同い年だった。気が合った。

 赤坂の東急ホテルのサウナで、何度か出合い「芸能界の裏話」を聞かせて貰った。

 僕が脳死中で倒れた時、モーニングショウの仲間と大勢で仕事場にやって来て、めちゃくちゃ酒を飲み、まっ裸になって、踊り出してしまった。

 愉快な人だった。

 2010年、亡くなった。彼が僕より先に逝くなんて、思っても見なかった。

 65歳だった。

 彼を思い出したのは、最近

 【ジャニーズと一人で戦った梨元勝が、もし今生きていたら】という一文を読んだからだ。

 (木俣正剛:元週刊文春・月刊文芸春秋編集長

 梨元さんは『週刊文春』以上にジャニーズ事務所と戦い、批判し、テレビ局からパージされていた!と言うのだ。知らなかった。

 実は、芸能レポーターは「大手芸能プロの言いなり」と思っていたが、彼は違っていたのだ。

 確かに、彼は(ジャニーズに限らず)大手芸能プロダクションに迎合するテレビ局を厳しく批判していような気がする。

 そう言えば、晩年、梨元さんの「出番」が少なくなったような気がした。

 もし、今、彼が生きていれば、今回のジャニーズ騒動をどう報道したんだろうか?

 タレントの東山紀之君の新社長就任をどう書くのだろうか?

 それより、大手芸能プロの言いなりの芸能レポーターは(このところ、テレビから姿を消しているようだが)どう報道するのか?

 興味津々じゃないか(笑)

<何だか分からない今日の名文句>

テレビの裏は

「陽気な笑顔」ばかりではなかった!