株式市場は8月2日、2200円安、土日を挟んで5日は4451円安の「3万3369円」。
史上最高の下げ幅!と大騒ぎしているが、去年の12月29日は「3万3464円」。それほど変わらない。
今年の最高値の(7月11日の)「4万2426円」が異常に高いのだ。
日銀が株を買いまくって「ヤラセの官製バブル」を作っていただけ。
安倍晋三政権以来「異次元緩和」とか言って、一時的な緊急措置の劇薬を11年間も投与した「当然の結果」。「普通」に戻っただけだ。
とは言っても、当方、株の事は全くの素人。何も分からない。
実家は東京・柳橋で「料亭・深川亭」をやっていて「相場師」と縁が深かった。
明治30年代、希代の相場師・鈴久(鈴木久五郎)は「深川亭」を貸し切りにして「芸者供養」。数十人の芸者を上座に据え、真新しい長襦袢、着物、帯、足袋を並べ、太鼓持ちが着せる。足袋のコハゼは18金!
座敷に池を張り、その中にカネをばら撒き「お酌(舞妓)」に拾わせる。
戦後も「深川亭」には〝兜町の風雲児〟がお客になった。例えば藤綱久二郎さん。1952年、三菱地所の前身、陽和不動産の株式を買い占め、大儲け。「証券取引所の給仕上がり」の藤綱さんは「二代目鈴久」と言われた。
当時、小学生だった当方、芸者さんの背中に1000円札をペタペタ貼って喜ぶ藤綱さんに、ただただ驚いていた。(5000円札も1万円札もなかった時代)
でも、名だたる相場師は最後は「大暴落」で没落する。
それを度々、見ていた母親は「馬券は良いが、株をしてはいけないよ!」といつも言っていた。
母には「株は博打!」と見えたのだろう。
でも「博打」なら、今回の「売りが売りを呼ぶパニック」でも大儲けした人が居るはずだ。
「新NISA」とか言って、最近、株に手を出した人は、コツコツ上がるのを待っているから、多分、被害者になっているだろう。
しかし、超ベテランの一部は「空売り」で、ぼろ儲けでいるかも?
もしかして、政府が?日銀が?
まさか?ではあるが……博打で儲けるのは、いつも「開催者(ヤクザの親分)」だから……(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
岸田親分はアコギ
「貯蓄から投資へ」と言い続けた