8日午後、「浅草雷門通り」のコンビニで、週刊文春を買おうとしたら「週刊誌の扱いは終わりました」。
本当かよ?
でも、最近、浅草橋界隈でも、同じような「週刊誌ゼロ」を何度か見た。
何やら「出版流通」に異変が起こっているのかも知れない。
確かに、雑誌の運搬が大きな問題になっている。例のトラック運転手の労働時間規制?である。
春先、トーハンの社長さんが「書籍・雑誌の運搬費の値上げを出版各社に相談する」と話していたらしいが、雑誌「選択」9月号は「このままではコンビニで週刊誌は買えなくなる」と書いている。
週刊誌を苦しめているのは運搬費だけではない。ロシアのウクライナ侵攻以来、エネルギー価格、紙代が高騰している。
ページを減らすか、定価をあげるしか「打開策」が見当たらない。
そう言えば……すでに文庫本が平均800円? 新書で平均1000円?
現在、週刊誌の定価は500円程度だが、年内に一気に700円になる!と話す向きもある。
でも、読者は「700円」を出して読んでくれるだろうか?
まあ、出来るだけ「700円」に相応しい記事を満載するしかないけど……ああ、週刊誌氷河時代だ!
さて、発売中のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」は
【コロナ治療薬が3万円近い!「死ぬしかない」と思わせる〝薬価〟】
ネットで「タダ」だから、読んでくれ!(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
日本初の週刊誌は『團團珍聞』
明治10年3月創刊。
毎週土曜発売。
「マルチン」と呼ばれ人気
年間15万部
東京日日新聞(毎日新聞)と
同じ売捌所で販売