年金は80歳から?貰う前に死んじゃうよ(笑)

ここへ来て「ポスト岸田」の最有力になった小泉進次郎さん。元気が良い!

 でも、ちょっと気になるのは「65歳以上は『高齢者』なんてナンセンス。年金の受給開始年齢は80歳でもいいのでは」と発言していることだ。

 ことあるごとに「現在16~64歳の『現役世代』の定義を18~74歳に変更しよう」などと話している。

 確かに、今時の「年寄り」は元気溌剌。70歳ぐらいになっても働いている人が多い。「74歳が現役」でおかしくない。

 でも「年寄りの元気」と「年金」の話は別だろう。

 周囲を見ても、70代で亡くなる人も多いのだ。

  【男性】平均寿命 81・41歳

     健康寿命 72・68歳

  【女性】平均寿命 87・45歳

     健康寿命 75・38歳

 年金支給が80歳? 貰う前に死んじゃう(笑)

 一ヶ月後の10月10日に満80歳を迎える当方。まあ、元気で「それなりの仕事」をこなしているが……収入面で「年金」は大きな柱だ。

 80歳まで支給を待つ!なんて……それじゃ「年金詐欺」のようなものだ。

 みんな、60歳ぐらいになれば「出来れば働かなくて良い」と言う気分になる。元気であっても、60歳ごろの老化で視力低下、聴力低下、記憶の低下、筋力の低下、人によっては「認知症」だって始まる。

 小泉君! 

 「80歳でもいいのでは」と軽々しく言うのは止めてくれ!

 40歳代には「年寄りの苦労」が分からないんだから(笑)

 <何だか分からない今日の名文句> 

 リスクの社会化(共助・公助)と

 リスクの個人化(自助)の違い