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「ヤジ」に異常反応する政権

8月6日は広島原爆70年。平和記念式典で挨拶した安倍さんに「アンポ反対!」のヤジが飛んだ。

   非核三原則を守らない指導者に、広島の人たちは怒っている(と、思う。安倍さん!これは、感想であって、報道ではないから、念のため)

   このヤジの音声は、TBS系の中継では、ハッキリ聞こえたが、何故か、NHKのニュースでは、聞こえなかった。

   妙である。(これも、僕の感想、念のため)

   最近、安倍政権は焦っている。

  朝日新聞の冨永格特別編集委員という人が、ツイッター上に「ナチス好きが安倍首相の支持者である」等と書き込んだ。これに、自民党が怒って、正式に抗議を申し入れた。

   冨永という人は、ツイッターにナチスの旗などを掲げてデモをする人たちの写真を載せ、英語で「東京であった日本の国家主義者のデモ。彼らは安倍首相と保守的な政権を支持している」と投稿し、フランス語でもほぼ同様の内容の投稿をしたらしい。

  抗議を受け、朝日新聞社は、このツイッターを不適切な投稿だ!と判断。社名などを名乗ってツイッターを利用できる「公認記者」から外し、コラム「日曜に想う」の執筆者からも外す措置を取ったという。

   まあ、朝日新聞社の判断だから、何とも言えないが、これは権力者にたいする「ヤジ」みたいなものだろう。

   「ヤジ」は時代の証。これを制しようとするところに、政権の「焦り」を感じる。

     ツイッターはあまり、好きではないが、記憶に残る名文もある。

   例えば、漫才師・内海桂子さんのツイッター。

  「@utumikeiko: 今日とは違い昭和20年8月6日広島の原爆投下のニュースは中々伝わってこずで何か新型爆弾が落とされて大きな被害が起きていると知らされた。私は東京空襲の後に焼け野原になった下町を歩いて道端に黒こげの塊がありよく見ると焼死体でビクッとした。記憶では爆弾で焼かれた死体は殆ど匂わなかった」

  これは「ヤジ」ではない。

  立派なルポ。報道だ!

  さて、週末「調布の悪友」と新潟に行く。

  お祭りの新潟で、美味い酒。翌日は、もちろん、新潟競馬。

   安保のことは、ちょっとだけ、忘れてしまおう。

 

<何だか分からない今日の名文句>

「くわばら、くわばら」(笑)

(大宰府に流された菅原道真が

 憤死して雷神と化し、復讐したが、

故郷「桑原」にだけは、雷を落とさなかった。

そこで「雷除けのおまじない」は

「くわばら、くわばら」)