① 広岩近広の「戦争を背負わされて」
②アベさんの「隣の火事」の嘘
20日夕方、安倍さんが生出演すると聞いたので、フジを見る。
『町内みんなで協力して戸締まりをしていきましょう』という法案であり、特定の泥棒をやっつけようということではない!
と「言い訳」みたい。
パネルや模型も用意。道路をはさんだ隣の「米国の家」で火事が起きたという「例え」で、法案の仕組みや必要性を説明したつもりらしいが……
アベさん、下手くそな例え話は止めてくれ!
「隣の火事」と集団的自衛権の行使は全く違う。火を消そうとしたら、アメリカの相手はさらに火をつける。延焼、延焼、また延焼。世界に延焼するのが「集団的自衛権」という名の「戦争ごっこ」じゃないか!
妙な「言い訳」が延々と約30分?
無駄な時間だった。
夜は、後輩と言うより、親友の一人、広岩近広の「戦争を背負わされて 10代だった9人の証言」(岩波書店刊)を読む。
「平和と憲法」をもう一度考え直す2015夏。出版はグッドタイミングだ。
広岩君は、上司から、再三、サンデー毎日の編集長になってくれ!と頼まれたが「筆一本」を選ん男。ペンネームで、ミステリー小説を講談社から出したり…… 毎日新聞社では「平和担当」の専門編集委員。 大阪本社発行の紙面で、ルポ「平和をたずねて」、ロングインタビュー「今、平和を語る」を連載している。
毎日新聞の逸材だ。
心ならずも「戦争」を背負った人間が、どう生きたか?を克明に描いている。
戦争は「隣の火事」なんてものじゃない!
国家主義に押しつぶされた日本人たち。改めて、考えさせられる「貴重な資料」だった。
<何だか分からない今日の名文句>
アベさんの平和は「ペテン」