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記者会見での「質問の自由」

 安保法制審議。今日(15日)にも、血迷った安倍内閣が、衆院で委員会採決するらしい。
 本音を言えば「どうぞ、お勝手に、強行採決すれば良い」である。安倍さん、アメリカの言いなりになって、全国民を敵に回せば良い。
 国民の怒りが、これを機に、さらに「結束の輪」に繋がる。
 今日も明日も「安倍、辞めろ!」を叫ぼう!民の切望は必ず実現する。継続が力だ!
 話は変わるが、妙な記者さんがいたらしい。
 沖縄県議会で土砂規制条例案が可決された13日午後の菅義偉官房長官の記者会見。時事通信社の記者さんが、条例による那覇空港第2滑走路建設への影響について「そんな連中は、放っておいてもいいと思うが、いかがか」と質問したらしい。
 菅さんが、沖縄振興の重要性に言及し滑走路建設の工期短縮に踏み切った経緯などを説明すると、時事通信の記者は「(県議会は)工期短縮を難しくする決断をした。だったらもう国としても、ある意味見限ってもいいのではという気がする」などと持論を交えて質問した。
 沖縄県民蔑視とも、取れる。
 妙な記者さんだな、と思った。沖縄の状況がまったく分かっていない、と思った。
 時事通信社が「社としてそうした見解は持っていない。質問は不適切な表現で極めて遺憾だ」と陳謝した。「記者会見の質問」を理由に、その編集局経済部の男性記者を総務局に異動させた。
 この対応に、僕は違和感を持った。彼の言い分に近い意見もある筈だ。
 僕は、この記者さんと意見は正反対だが、これでは「記者の質問の自由」を奪ったことにならないか?行き過ぎではあるまいか?
 変わった記者さんが存在するから、結果的に記者会見は「自由な言論の場」になり得る。
 もし、この発言が許されないとすれば……毎日毎日、嘘で固めた「安倍内閣の二枚舌」を平気で、報道する方が悪ではないか。
 その記者をさんは「小悪」。報道機関の権力の言いなりに報道するのは「巨悪」である。
 「言論の自由」は民主主義の根幹だ。
 ネット右翼の滅茶苦茶な言い分も許すのが、民主主義だ!と僕は思う。
 まあ、時事通信社の上司は困っているだろう、と同情するけれど。

<何だか分からない今日の名文句>
人それぞれが「民主主義」