慌てて、安倍・橋下(事実上)合体?
週末は、安保法制の勉強。12日は「九条の会さいたま」主催の鈴木邦男さんの講演を聞く。
1972年の三島由紀夫事件を契機に、新右翼・一水会を結成した鈴木さんが、いま、何故、安保法制に反対なのか?その理由が半分ぐらい分かった。
14日は、国会を取り囲む「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の集会に参加。この日は主催者発表で約2万5千人が集まった。
沖縄県うるま市の大学3年がマイクを手に「戦争で人に命を奪われたくないし、人の命を奪う手伝いもしたくない」。 渋谷の若者たちのデモも、覗いて みた。どこまで、戦争反対の世論が結集できるか?(16日が新聞の休刊日で、どこまで、世論の盛り上がりを報道されるか?ちょっぴり、残念だが)
安倍さんは、14日夕、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長と東京都内で3時間も会談。
憲法学者のほとんどが「集団的自衛権は違憲」と分かり、国民の多くが、安保法制に批判的になりつつある。
この空気を一気に、逆転するための「橋下擦り寄り」作戦。橋下さんは、まだまだスターだ。
安全保障関連法案や労働者派遣法改正案などで、維新内に影響力を維持する橋下さんに協力を取り付ける狙い。
今までは、両者はいつも、秘密会談だったが、今回は、わざわざ、見えるように、都内のホテルを使った。
これは、公明党に対する安倍流の牽制。「公明党が反対に回れば、維新がある!」という脅し。
16日の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」では、すぐ、名誉毀損で訴える政治家の「言論封殺のやりくち」をチクリと紹介した。読んでくれ!
<何だか分からない今日の名文句>
不自由な「自主憲法」より
自由な「押し付け憲法」
(鈴木邦男さんの主張)