北野慶さんの 小説「亡国記」
7月も、今日31日で終わる。
この月、日本は「安倍政権と極右勢力」の暴挙で、安保法案が衆院で強行採決された。
民主主義、最大のピンチ。日本人は大きな曲がり角にいる。
このままでは、日本は常に戦争をするアメリカに加担する「軍事隷属の国家」になる。
さすがに大部分の国民が「安倍の正体」に気づいた。アベ政治を許さない!
猛暑の中、親しい人、大事な人、愛する人が抗議に立ち上がった。SEALDsを中心に人々は結束しようとしている。ありがとう!
2015年夏は「運命の刻」だ。
昨日、北野慶さんと言う方の小説「亡国記」を頂いた。(8月4日ごろ、書店で発売されるらしい。現代書館から1700円+税)
2017年春、なし崩し的に原発再稼働が進む日本列島を東海大地震が襲う。
原発の破損、放射能漏れにより日本は壊滅状態。京都にいた父娘は日本を脱出し韓国から中国、欧米諸国へ・・・そんな未来小説。350ページ強の大作だ。
福島第一原発が相次いでメルトダウンした時、当時最高権力者であった菅元首相自ら「首都圏5千万人の避難を考えた」と述懐している。
この小説「亡国記」に描かれる出来事は現実に起こるかも知れない。
読み出したばかりだが・・・震える。
原子力発電をどうするか?国民一人一人が深く考えなければならない2015年夏。・・・ともかく、一刻も早く「安倍内閣」を潰さなければ!という思いにかられる。
<何だか分からない今日の名文句>
国破れて山河だけ