「9条俳句」騒動から一年
<梅雨空に「9条守れ」の女性デモ>
この俳句が、さいたま市の「三橋公民館だより」に掲載拒否を受けてから、6月25日で、一年を迎える。
今日6月10日午後6時から、さいたま市「常磐公民館・体育室」(JR北浦和駅西口5分、北浦和公園向い)で「9条俳句を考える市民の集い」が行われる。
公民館が「これは政治俳句だから載せない」と判断した。その裏には、国策に批判するものを排除する「時の権力の驕り」がある。
何よりも、我々は「言論の自由」を守らなければならない。
この騒動をサンデー毎日の「牧太郎の青い空白い雲」で取り上げたのも、民主主義を守りたい!という気持ちだった。
今日の会合では、武蔵大学の永田浩三教授が講演する予定だという。永田さんはNHKプロデューサーの時「クローズアップ現代」で、菊池寛賞を受賞された人物である。
世話役の武内暁さんから、メッセージを送れ!と言われたので、以下のような「連帯の言葉」を贈った。
<出来の悪い文筆業の牧太郎です。残念ながら、体調不良で欠席します。
ケンカをすれば裁判所の言いなり、病気をすればばヤブ医者の言いなり、死んでしまえば坊主の言いなり……なんて川柳の気分ですが、こと「表現の自由」に関しては“時の権力者”の言いなりには断じてなりません。
僕にとって「表現の自由」はケンカをしてでも、ベットに臥せっていても、墓に入っても、守らなければならい「永遠・崇高なテーマ」だからです。
皆さん、頑張りましょう!>
もし、興味のある向きは「9条俳句」の周辺を取材して欲しい。
<何だか分からない今日の名文句>
川柳は権力批判が原点だ!