4月21日青い空白い雲で「天皇の安倍批判」
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4月21日青い空白い雲で「天皇の安倍批判」を書いた!
安倍晋三首相は昨日4月20日、BSフジの番組に出演。「戦後70年談話」について「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどの言葉が入るのか」という質問に対し「歴史認識においては(これまでの談話に)書かれていることを引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はない」と答えた。発言の要点は・・・
「村山(富市)首相は村山首相として、小泉(純一郎)首相は小泉首相として語った。小泉首相は村山談話を下敷きにしている感じはある。私の場合は、安倍政権としてどう考えているか、日本の過去、先の大戦への反省、それをもとにした戦後の平和国家としての歩み、これからさらに平和に貢献していく決意を発信していきたい。私の考え方がどう伝わっていくかが大切だ。同じことを言うなら談話を出す必要はない。名前を書き換えればいいだけの話になる。50年、60年(の談話は)、歴史認識ではこの基本的な考え方を引き継いでいくと言っている以上、これをもう一度書く必要はないだろう」
安倍さんの「傲慢」がそうさせるのか?
「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわび」のキーワードを外すつもりなのだろう。
「お気に入り」だけの懇談会に「格好いい文案」を作られる。安倍さんは、もはやファシズムだ。常に外敵をつくる。中国、韓国を外敵にして、国民を「煽る」。
談話から「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわび」のキーワードを外すことで、中国、韓国を刺激する。それが安倍ファシズムのやり方だ。
外敵に対抗することで、支持率を上げようとする。一番怖いのは「煽る」→「国民の熱狂」である。安倍さんは危うい。
その危うさを一番良く知っておられるのは、天皇皇后両陛下ではあるまいか?
今日発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲 」519回に「両陛下のパラオ訪問は安倍批判の『護憲の旅』だった」を書いた。両陛下は、安倍さんの外交に違和感を持っていられる。
安倍ファシズムの危うさ。誰か書くだろうと思っていると、誰も書かない。誰も言わないから、ファシズムが強固になる。
「書かない」のが楽だ。書けば、圧力を受ける。でも、書かねばならない。
ぜひ、ぜひ。読んで欲しい。
21日「高原の街」から帰京して、普段の日程に戻った。
<何だか分からない今日の名文句>
「列強を目指す!」の悪魔