嫌に寂しい「港の街」
今、7月23日午前2時。目が覚めた。
週末から逗留する「港の街のホテル」
肌寒いことが原因なのか。ホテル周辺の「うら寂しい街並み」が原因なのか。やたら、寂しくて。前の晩、ホテルに戻って来たのが、午後7時。
寂しくて……冷やの日本酒。その勢いでベットに潜り込んで……熟睡。気がついたら、午前2時だった。
窓の外は……ぼっやとした街灯が一つ。通りの向うに、赤提灯の居酒屋が一軒。まだ明かりがついていたが、これも2時半に消えた。
寂しい!
昭和の街がそのままで、変化がないのが、悲しい。古いビルの外階段が、赤茶けている。空き家になった小さなビルが幾つもある。
日本をメチャクチャにした……政権交代ゴッコの御曹司。一度は「引退する」と言った首相経験者が、ある日、突然「原発反対」のデモの先頭に立つ。
この「自らの詐欺」にも気づかない「お坊ちゃん政治家」の行動を何も批判せず、平気で、報道するメディアのバカさ加減がやるせなく……無性に悲しくなる。
新聞記者になって良かったのか? と思ったりする。
寂しい。
日本はどうなっているのか?
東京だけが活気づき、それ以外の「街」が餓死寸前。そんな気がする。
ああ、無力感。
一年に一度ぐらい、こんな気持ちになるんだよな。
<何だか分からない今日の名文句>
酔えないお酒……酔えない時代