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小沢新党の苦肉の策「党首は民間人!」(笑)

 昨日(7月3日)のブログで「小沢さんが拝借した『オリーブの木』は元祖・内紛の党」と書いたが、早くも小沢新党には“内紛”の兆しが現れている。
 水野智彦衆院議員は「離党撤回」。「与党に残って社会保障政策全般に携わりたい」。
 離党した瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)衆院議員(沖縄4区)は「当面は無所属で行きたい」と小沢新党設立には加わらない意向。
 前日、「オリーブの木」のことを記者団に詳しく説明していた新党大地・真民主の鈴木宗男代表は3日、国会内で小沢氏と会談したが「統一会派には慎重姿勢」を強調した。
 「小沢新党で大丈夫かな?」という離党組の疑心暗鬼が漂っている。無理もない。
 小沢さんが指揮した前回の衆院選。圧勝したが、その後民主党マニフェストのいい加減さ。国会議員の著しい低レベル化。世間は「小沢さんの責任」と思っている。
 今回の離党組を眺めると、閣僚経験者は小沢さんと、山岡賢次前国家公安委員長だけ。山岡さんは「マルチ商法疑惑」を引きずっている。
 山岡さんに対する批判も聞かれる。離党届を提出した後、弁護士で、陸山会裁判の公判対策を手掛けていた階(しな)猛、辻恵両衆院議員が撤回するドタバタ劇。これも、山岡さんの不手際だ! という批判も。
 階さんは、小沢さんのおひざ元・岩手1区選出の議員でもある。小沢さんは「いったん身を預けたんだから」と激怒したというが・…とにかく、小沢新党は人材難だ。
 世論調査では、小沢新党について「期待しない」が86・7%で、「期待する」は11・1%。
 カネは集められたとしても、人は集まって来ない。
 実は、小沢さんは本気で「小沢以外の党首」を考えている、と思う。自らは幹事長になることを模索している。
 そうなれば「民間人党首」?
 笑うに笑えない事態になっているのかも?

<何だか分からない今日の名文句>
子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。
三十にして立つ。四十にして惑わず。
五十にして天命を知る 六十にして耳順がう。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
でも、日本では古希で迷う指導者が?