須田洵小論文のこと、安倍さんの病識のこと天皇のこと・・・
JRAの副理事長を勤めた親しい元農水官僚・須田洵さんから、最近、書き上げた小論文「新渡戸稲造の思想と札幌遠友夜学校精神の今日的意義」が送られてきた。
須田さんは学識豊富な人である。
その小論文を読んで、札幌遠友夜学校の「文盲への宣言」と題する、「世界で一つの學校。これ程どんな人でも入れる學校はありません」で始まる生徒募集のビラの存在をはじめて知った。
勉強は夜6時半から9時15分迄。
働きながら勉強出来ます。
幾ら年をとっていても差し支えありません。
男でも女でも構いません。
いつでも入れます。
月謝は要りません。
學用品はあげます・・・もちろん入学試験もない。
本当の教育とは、そうあるべきだ!と思い、今日4月6日の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」で、この「文盲への宣言」の事を書いた。
読んでくれ!
今週のサンデー毎日の「青い空白い雲」では、思い切って「沖縄無視の安倍首相はもはや傲慢症候群だ!」を書いた。
安倍さんに「病識」がないのが恐ろしい。
テレビ朝日の「報道ステーション」のように、官邸から圧力が掛かったと大騒ぎするのとは違い、毎日新聞は「節度ある自由」。
思い切って政府批判を書かせてもらった。
その「自由」を大切にしなければ・・・。
天皇皇后両陛下は8、9日、戦後70年での戦没者慰霊のため激戦地だったパラオ共和国を訪問される。
海外への「慰霊の旅」は、戦後60年の米自治領サイパン島に続き2度目。
パラオご訪問は移動手段の問題などで一度断念しており、80歳を超えた両陛下は厳しい条件を受け入れつつ10年来の宿願に挑まれる。
カゼ気味と聞き心配だ。
陛下は「死んでも良い」というお気持ちなのか?
ご無事を、お祈りしております。
<何だか分からない今日の名文句>
首相の戦後70年談話より
「天皇の慰霊の旅」が平和の誓い