笹川陽平さんの「休眠預金」活用論
リベラルタイムズ「前回落選者インタビュー」
以前から「アレ」を書けば……「コレ」を書けば……と思って、メモ帳に書いていたのに、つい忘れてしまう事柄が幾つもある。
「休眠預金」のこともそうだった。
今日(2012.2.6)の産經新聞「正論」で、笹川陽平さんが「休眠預金を活用せよ!」と書いていたのを読んで「ああ、先を越された!」という気分(笑)
笹川論文を引用する。
長期間利用されず「休眠口座」と呼ばれる預金口座がある。関係者には公知の存在だが、最終的に口座の金が金融機関の収益として処理されていることまで知る人は少ない。2002年まで認められていた仮名口座も含めると優に1000億円を超えると推察され、これこそが新たな“埋蔵金”である。既に英国や韓国は基金や財団を設け、福祉事業支援などに幅広く活用しており、わが国も早急に受け皿を整備するよう求める。
まさに、これぞ「埋蔵金」。10年ぐらい取引がないと、ほとんどの銀行が休眠口座に切り替え、口座の金を収益として会計処理している。住所不明のケースや仮名口座のように通知先のない口座があると、残された金は最終的に金融機関の収益になっている。
これを「世のため人のために使え!」と言う提案である。
韓国は08年に休眠預金財団を立ち上げたと聞いていたのだが……そのまま、勉強せずに放置していた。 ああ、不勉強!
それにしても、競艇のドン・笹川さんはジャーナリストとしても十分、飯が食える。それも一流だ。
もう一つ「やられた!」と思ったのが、昨日、届いた月刊誌リベラルタイムズ3月号「前回落選者インタビュー」。
落選中の政治家に「思い」「政策」を語らせる企画。実は、これは新聞がやるべき企画だと思っていた。
これを書いているのも元参院議員の石井一二さん。ジャーナリストがやる仕事を”他の分野の人”がこなしている。
もともとリベラルタイムズという雑誌はユニークな媒体だ。(最も、メディア欄の「AERA記者の大活躍」という記事などは、何を書いているのか? まるで分からない。まあ、愚作もあるけど)
それにしても、記者家業、参入組の活躍が目覚ましい。
心しなければ……。
さて、 週末は野暮用ばかりだった。週刊スパ! から「なぜ、オバマは大統領選で再選される! と思うのか?」という取材を受けた。専門家じゃないけど……記者戦国時代なのか?
さて、ちょっと自慢。昨日の府中、東京新聞杯。(井崎脩五郎さん同様)大的中! やっと、一月以降、プラスになった。
<何だか分からない今日の名文句>
足出せば脛出す