Daily Archives: 2014年1月9日

やっぱり消えた「不戦の誓い」

 昔むかし「赤紙」という人さらい。
 1月7日毎日新聞夕刊のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが」で引用した川柳である。
 赤紙に印刷した召集令状で、戦地に連れていかれた日本の若者。一般人も含め、第二次世界大戦で、日本人310万人が犠牲になった。
 まさに「赤紙という人さらい」である。
 コラムで、僕は「安倍独裁自民党が靖国神社を利用して、再び戦争の準備をしているのではないか?」と疑問を投げた。安倍独裁は危険だ。
 安倍・自民党が戦争準備の方向に向かっている「証拠」が、また表面化した。
 自民党は8日、2014年運動方針案を発表。靖国神社参拝に関し、原案にあった「不戦の誓いと平和国家の理念を貫くことを決意し」との表現を削除し「(戦没者に対する)尊崇の念を高め」との文言を追加した。
 「不戦の誓い」を削除したことについて、竹下亘組織運動本部長は記者会見で「前文に(入れた)」と説明したようだが、前文は「平和の維持こそわが国の繁栄の基礎」との表現で「不戦の誓い」という言葉はない。
 安倍晋三首相(党総裁)は昨年12月の参拝後に「二度と戦争の惨禍によって人々の苦しむことのない時代をつくる。その決意を込めて不戦の誓いをした」と説明したのだが……いずれにしても、自民党の運動方針では「国のために戦うこと」が「尊崇の念を高めること」になった。
 平和主義の憲法とは、全く違う「価値観」。僕は戦争準備に徹底的に反対する。
 左肩の「粉瘤」の膿がほぼなくなったので、8日、約一ヶ月ぶりに、ルネサンス両国で筋トレを再開した。
 師匠の中澤マイケルは、いつの間にか髭を伸ばして「別人」のようだった。師匠!今年もお願いしま~す。
 12、13日が連休になるので、原稿の締切が早くなって、午後はびっちり執筆。
 夜、関西からやって来た経済人と両国の河豚屋で会食、美味。
 お店から「大相撲の番付」をいただく。
 見ると「東」は、横綱がモンゴル、前頭はブルガリア1人、モンゴル4人、グルジア1人、エジプト1人。
 「西」は横綱モンゴル、大関モンゴル、関脇ブルガリア、前頭がモンゴル3人、ブラジル1人。
 外国人がいないのは「行司」だけ(笑)
 大相撲の初日は12日。日本人力士!頑張れ!
 夜9時に、仕事場に戻り、徹夜。

<何だか分からない今日の名文句>
10年後 モンゴルに移る 国技館