Monthly Archives: 1月 2014

寒い、寒い、雑誌業界が寒い

 寒い寒い9日、朝一番で、三田病院へ。血糖値の検査。
 正月、腹いっぱい食べたので、糖尿が悪化しているだろう、と覚悟していたが、意外にも5ポイントも改善されていた。
 たまには「良いこと」もある。
 「良いこと」と言えば……久しぶりに、夕方、浅草橋の床屋に洗髪と髭剃りに行ったら、オヤジさんが、「ことしから、毎日新聞とサンデー毎日を取ることにしただけど、アンタ、相変わらず、書いていたんだ」
 そういえば、この床屋には、去年、読売新聞と週刊朝日が置いてあったが……当方から、別に購読を頼んだ訳でもなし……どんな風の吹きまわし?
 オヤジさん、「肝心な国に行かないで、歓迎される国ばかり行く安倍首相」に批判的で……安倍さんに平気で、文句をいう「平和と民主主義の毎日新聞」に親近感を感じているらしい。
 うれしいじゃないか。
 それに、サンデー毎日の売上が気になっていた。
 新年合併号は売れまくった。斬新な表紙が受けたようだが……去年一年間のトータルでは、悪戦苦闘だったようだ。
 それこそ、存続の危機?
 後輩諸君、死ぬ気で、頑張って貰いたい。
 サンデー毎日がなくなったら、毎日新聞社は「大小の刀」のうち「小刀」を捨てることになる。
 権力に切り込むには「大刀」より、相手の懐に紛れ込む「小刀」の方が役に立つ。
 それにしても、雑誌の氷河期。どこの雑誌社も苦戦しているらしい。
 毎日新聞社の場合も「出版部門の分社化」が必要な段階だろう。
 そうなれば、サンデー毎日が「分社」の柱にならなくてはならない。そうでなくては、分社化の意味がない。
 聞くところによれば、朝日新聞社(すでに分社化している)は、「週刊朝日」と「アエラ」の一方を休刊することを検討しているとか?まあ、同じような「小刀」を二本持つこともないだろうが。(切れ味は違うし、両方とも好きな週刊誌だけど)
 それにしても、寒い寒い、闇夜のような雑誌業界?

<何だか分からない今日の名文句 >
「朝」が来ない「夜」はない