魔物?でも、沙羅さん、ありがとう
11日は早めに帰京。オリンピックで初めて「テレビ徹夜観戦」を敢行した。
スノーボードの15才の銀メダル、18才の銅メダル!やんややんや!凄いじゃないか。
ちょっと残念だったのは、常勝・ホワイトの大技が見れなかったこと。彼の「運風」が止まったのか?
オリンピックには「魔物」が隠れている。
TBSからNHKに、チャンネルを替えたら女子ジャンプ。思いもよらず……高梨沙羅さんがメダルに手が届かなかった。ここ13戦10勝の彼女が……どうしたんだろう。
まさに「銀世界の魔物」である。
それにしても、涙を見せず、周囲に感謝する言葉から始めた「敗戦の記者会見」。こちらが、泣きたいくらいだ。
素晴らしい女性ではないか。あんなにプレッシャーを受けていたにの……ダイアモンド級の立派な「敗戦の弁」である。
多分、今頃、新聞社では「高梨、金!」を予定していた号外のメーン見出しを「スノーボードで銀銅メダル」に変える作業で大わらわだろう。
それにしても……沙羅さんの律儀な言葉に感動した。
会見が終わってから、仲間と共に泣いた、と聞いた。切ない。
あの小さな体で……いつもと同じように、堂々たる飛翔。
忘れないだろう。
高梨沙羅さん、ありがとう!
<何だか分からない今日の名文句>
銀世界の「番狂わせ」