誰かが「マレーシア機の謎」を隠している!
マレーシア航空機が忽然と消えてから11日で三日。航空史上「前代未聞の謎」である。
セキュリティーチェック上のミス?
爆弾やハイジャックの可能性?
機体はもちろん、機体の一部とみられる物体も発見出来ない。
残骸が見つかっていないということは……高度3万5000フィート付近で空中分解したのか?
しかし、である。
米情報当局が衛星画像を慎重に見直したところ、空中爆発の形跡は確認できなかった。
これは、前代未聞の「謎」である。
しかし、古今東西、「謎」は、誰かが「何か」を隠しているから「存在」するのだ。
マレーシア機の事件は、誰かが「何か」を隠している。
香港の人権団体「中国人権民主化運動ニュースセンター」は、中国の最高指導部が8日、軍に対し、北京中心部に近づこうとする不審な民間機があれば撃墜するよう緊急命令を出していた、と伝えている。
マレーシア航空機には、二人以上の人間が、他人のパスポートで、搭乗していることが分かっている。
北京上空で乗っ取って、中国の権力の中枢「中南海」に突っ込む……というシナリオだが……。
戦闘機による撃墜ではなく、潜水艦からのミサイル発射ならレーダに捕捉されない、という説もあるが……。
もしかして「永久の謎」にしてしまうのか?
とにかく、物騒な世の中だ。
東日本大震災から11日で3年。
震災関連死を合わせ、犠牲者は2万1000人を超えた。
地震・津波や東京電力福島第1原発事故で住まいを奪われた約26万人。今も避難生活を強いられている。
やるせない。
11日夕刊の「牧太郎の大きな声では言えないが」では、その「やるせなさ」を書いた。
<何だか分からない今日の名文句>
「遭難信号」なしに消えた飛行機
「遭難信号」なしに消えた運命