春の北九州
今日は桃の節句。門司港近くのホテルで目を覚ました。
27日、山口県を単線の山陰本線沿いの国道を日本海に向かって、旅を始めた。
角島灯台にたどり着いた。「先輩の山田隆三さん」のことを思い出した。
中国自動車道で交通事故にあって、入院した「山ちゃん」。見舞いに行ったら「見舞いは良いから、角島に行け!」と言われた。
確かに、絶景だった。風呂場に波がくるようで。
あの頃のことを思い出した。25年前には、角島大橋はなかったような気がする。
その「山ちゃん」も、この世にいない。
安倍さんの地元で、若干の取材。
で、翌日は下関で遊ぶ。
3月1日夜に、競馬仲間と小倉北区の「稚加栄」で落ち合い。河豚を堪能。
二次会は「アイリス」でカラオケ。「無法松の一生」を歌う。
翌日、そろって、競馬場へ。
小倉競馬は条件戦で、荒れて荒れて。中山、阪神のメインで、何とか、帳尻を合わせた。(たまちゃん、「調布の親友」「論説委員のバンドウ」「銀座中学前の女将」「放送局の重役」は儲かったかどうか不明)
そして、旅の最後は単独行。 門司港は素晴らしかった。
「舶来の文化」が残されいる……焼きカレーを食べながら、海峡の灯りを探して、夜遅くまで。
何となく……異国のようで……大昔、長安の李白が、赤毛の異人に興味を持ったことを思い出した。
夜、帰京するつもり。
<何だか分からない今日の名文句>
五稜の年少 金市の束
銀鞍白馬 春風を度る
落花、踏み尽くして
何れの処にか遊ぶ
笑って入る、故姫、酒肆の中
(李白「少年行」)