Daily Archives: 2014年5月16日

「遠藤」だけが楽しみ

 初土俵から8場所目で初めて「まげ」が結えるようになった遠藤。
 4日目。新横綱を相手に、立ち合いからけれん味無く攻め込んだ。
 突っ張って、鶴竜の上体を起こすと下からすくうように右で下手を取る。左も差し込み、見事、両差し!
 教科書みたいな「万全の寄り」である。まわしの位置が一段低いのが素晴らしい。
 そのまま体を浴びせるように寄り倒した。
 万歳!万歳!金星だ!
 それで、昨日の15日(5日目)立ち合いで低く当たり、下からの突き「押し」で攻めた。
 あとは簡単。タイミングよく豊ノ島を引き落として、これで4勝1負。
 実は10日発売の毎日フォーラムの「牧太郎の信じよう!復活ニッポン」で「日本人横綱の長き不在 遠藤!キミが活躍しなければ大相撲は沈没する?」を書いた。いつも、政治・社会をテーマにする時評だが、やむにやまれず「遠藤」を書いた。
 なぜ、遠藤を贔屓するのか?と、聞かれそうだが……(これは、編集者に秘密だが)実は、僕の父・小林春吉のお母さん、つまり、僕のお祖母さんが、遠藤の地元「石川県穴水町」の生まれなのだ。
 幼少期の遠藤はすぐに拗ねる子。父親が、礼儀や忍耐を身につけさせる目的で穴水町の相撲教室に参加させた。
 背は大きかったが、泣いてばかりだったらしい……
 昨日(15日)は、地元の石川県穴水町から後援会関係者ら応援団が駆けつけていたらしい。
 今日6日目は、これまで2度の挑戦で完敗している大関・琴奨菊戦。
 頑張れ!遠藤。キミがダメなら、大相撲は沈没する。
 集団的自衛権問題で安倍さんが暴走している。日本が怪しくなってきている。連日、それを書かているが……ストレスが溜まった。
 ここは、気分転換。週末は、競馬と遠藤で行こう!

<何だか分からない今日の名文句>
相撲は神事 遠藤は神の子?
一年を二十日で暮らすよい男
(今は6場所だから90日?)