「集団的自衛権の5月」が始まった
きょうから新緑の5月。でも、朝方、隅田川は時々、強い雨。
午前6時のNHKニュース。見出しは「集団的自衛権 報告書受け首相が会見へ」。
アナウンサーが「当たり前のように」こう述べた。
集団的自衛権を巡る政府の有識者懇談会は、他国と連携することで国の安全を守れることがあるとして、必要最小限度の自衛権のなかに集団的自衛権を含めないのは適切ではない、とする見解を報告書に盛り込む方針を固めました。安倍総理大臣は今月中旬にも報告書の提出を受けて記者会見し、集団的自衛権の行使を限定して容認する政府方針を示す方向で最終調整に入りました……
分かり辛い表現だが、アメリカ合衆国が「来てくれ!」と言ったら、参戦する、ということ。
懇談会は「国はほかの信頼できる国と連携し、助け合うことにより安全を守りうることがある」として、憲法上認められる必要最小限度の自衛権のなかに集団的自衛権を含めないのは適切ではないとする見解を報告書に盛り込む方針を固めました。
そんな馬鹿な!
集団的自衛権とは、参戦の意思を同盟国が左右することだ。
憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使を容認することについては、個別的自衛権の行使についても、政府は、憲法改正ではなく、解釈の変更によって認めてきた経緯があるとして、「集団的自衛権が必要最小限度の自衛権のなかに含まれるという判断も、適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能だ」などと明記することにしています。
アレも解釈で、変更したのだから、コレも良いだろう、という短絡。
こんな「屁理屈」をNHKが先頭になって流す。
そんな「最悪な5月」が始まった。
<何だか分からない今日の名文句>
ヤレセ懇談会 = 安倍独裁放送局