「サッカー熱」を“悪用”する安倍マジック
安倍さんは狂っている。高村(自民党副総裁)さんも狂っている。メチャクチャだ。
彼らは、集団的自衛権の行使や武力行使に関して「限定的、必要最小限度!」と盛んに強調している。
冷静になってくれ!
戦闘で「必要最小限度」を考えながら戦う兵士がいるはずがない。
持てる力を使って勝利を得ようとするのが正しい軍事的スタンスである。
「限定的だから、必要最小限度だから、戦って良い」というのは、間違いなく暴論である。
「必要最小限だから、憲法を破っても良い!」という“指導者たちのメチャクチャな理論”。
狂っている!
いったん集団自衛権を容認すれば「歯止め」をかけるのは難しい。日本は泥沼の戦火に突入する。
我々の子供、孫が戦死していいのか?
安倍晋三首相は8日、谷内正太郎国家安全保障局長らを公邸に呼び、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更に関し、22日に会期末を迎える今国会中の閣議決定に向けて文案策定を加速するよう指示した。
自民党の高村正彦副総裁はNHK番組などで、「(今国会の)会期中にまとめたい」と明言した。
狂気の段取り。文案なんて、すでに出来上がっている。
それにしても、なぜ、いま、急ぐのか?
これまで、国民が集団自衛権に興味を示さなかったが、ここへ来て「冷静に考えてみよう」と思う人たちが増えている。それが、安倍さんには「不安」なのだ。
拉致被害者の話を持ち出したりして……「集団自衛権」から国民の関心を逸らそうとはしているがーーそれほど、国民はバカではない。
「安倍マジック」は早晩、バレてしまう。
一度は「閣議決定を遅らす」としていた安倍さんが、ここへ来て、今週、来週を「タイムリミット」に変えてきた。
その理由はサッカーにある。
国民が、メディアがサッカーのワールドカップに夢中になる隙に、平和憲法を空文化させる!
それが、安倍さんの戦略。恐怖のシナリオである。
声を大にしたい。
集団自衛権容認を許さない!
平和憲法を守るぞ!
今週、日本国は正念場を迎える。
簡単に、週末の報告。
ついに、韓国ドラマ「広開土太王」を全92話を見終わった。(4世紀から5世紀に実在し、領土を拡大した高句麗第19代王、広開土王を主人公とした作品。どうして、人間は領土争いが好きなのか?よく分かった)
安田記念は……6日のブログで……「年寄りが健闘するGⅠ。勝率(11.9%)と3着内率(23.8%)でトップに立ったのは6歳馬。連対率では7歳馬が15.4%でトップ。6~7歳の馬が大いに活躍している。
大本命から“年寄り流し”で行くか?」
と予想したが、世界No・1ホースの1番人気ジャスタウェが勝ち、2着、3着に人気薄の6歳馬が来て、波乱。たまには……。
今週は大変な週だが……元気に行くぞ!
<何だか分からない今日の名文句>
狂気の政治 凶器の結末