Monthly Archives: 6月 2014

日本を「戦争する国」にするな!
野党がいない時、我々こそが

 17日、全国発売のサンデー毎日の「牧太郎の青い空白い雲」。 渾身の力を込め「集団的自衛権行使容認の真っ赤な嘘」を列挙したが……状況は最悪。
 ついに「平和の党」公明党も、危うくなった。山口那津男代表は週末「合意を目指す姿勢で臨む」と発言した。
 昨年7月、山口さんは「断固反対だ」と表明。今年4月にも「政府解釈の変更は、憲法の精神にもとる」と厳しく批判していた。他の幹部も「到底賛成できない」だったのだが……。
 それが……裏切りである。
 与党協議の過程で、再三再四、「今国会中に閣議決定を!」と圧力をかける首相。「反対するなら連立解消!」を公言する「安倍側近」。
 公明党内には「連立維持のためには限定的には容認せざるを得ない」との声が広がり始めた。
 政治の安定、経済の再生が優先?
 冗談じゃない。与党の旨味を捨てることが出来ず、国民を裏切る。何が「平和の党」だ!
 与党の立場を維持するため、党是や憲法の論理を捨てさる公明党。
 海外での武力行使につながる解釈改憲を認める「平和の党」なんて……。
 今からでも遅くない。
 公明党の皆さん、自由と平和の党に、戻ってくれ!
 今や、日本に「野党」は居なくなった。保身のために、自民党に擦り寄る。
 その結果、安倍・翼賛政治が戦争に向かう。
 世論だけが頼りだ。
 17日は、大阪で「緊急 安倍ヤメロ&集団的自衛権NO!デモ」
 東京では「閣議決定で『戦争する国』にするな!解釈で憲法をこわすな!大集会&デモ」が5000人規模で開催される。
 野党はバラバラだ。自分の安全保障ばかりの政治家たち。
 心あるメディアは「野党」になろう!
 最後の砦は、世論である。

<何んだか分からない今日の名文句>
(野党は)馬糞の川流れ!バラバラだ
(金丸信・元自民党副総裁)