春山茂雄の「ガン革命!」を読んだ
ゆったりとした週末。
24日、ついに韓国ドラマ「馬医」を見終わった。
馬の獣医から王の主治医にまで登り詰めた実在の人物「白光炫(ペク・クァンヒョン)」の生涯を描いたドラマ。
『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』『トンイ』……次々にヒットさせたイ・ビョンフン監督の作品。さすが、最後までハラハラさせられた。
要所要所に、外科手術の「緊迫場面」を入れ込んでいる。
出生の秘密、復讐は韓流の定番だが、それに加えてこの作品では「腫瘍手術」が新しいテーマになっている?
何しろ(日本では)二人に一人がガン患者!と言われる時代だ。(僕は、そんなにいるとは思わないけれど……)
そのドラマ「馬医」の影響?と言う訳ではないが(ちょっと前に「大腸ガンか?」と驚かされたこともあって)週末は「ガン本」を探した。
で、春山茂雄さんの「新脳内革命②ガン革命!」を読んでみた。
独特の医療観で1995年『脳内革命』を出版。410万部の大ベストセラーになった人物である。
(ドラマ「馬医」の主人公によく似たフレコミ?なのか、 春山さんは「実家は東洋医学の医家で、幼少より鍼灸や指圧の修行をした」と言っていたが……『週刊文春』によれば、これは真っ赤な嘘らしいが……)
胡散臭いが……春山さんの「発想」は確かに面白い。
「ガン細胞は一個からスタートして、ガンが目に見えるときには10億個ぐらいになる。それを10万から数億ぐらいの時点で発見するのが「春山流腫瘍抗原検査」。この「超超早期発見」で、ガンになる前に治す。
確かに面白い。本当なら……
その他に、長寿物質豊富なリンゴを食べろ!
小食しろ!理想は腹六分。よく噛んで食べれば認知症予防になる。
古い筋肉は壊せ!新しい筋肉をつくるには古いのを壊すのが必須。まずは無酸素運動から。
モツ(内臓)を食べろ!ATP作成に必須。
ブリやマグロ、レバーを食べる!CoQ10が豊富。
鶏の胸肉を食べろ!……まあ、このくらいなら、信じてイイし、僕にも出来る。
『脳内革命』以後、次々に事業を始めて、何度も億の単位の負債を出して倒産している。春山さんは、ともかく、韓流並みの波瀾万丈だ。
広島の土砂災害。まだ見つからない人がいる。
今日25日の毎日新聞夕刊の「牧太郎の大きな声では言えないが」のタイトルは「異常気象か?極端気象か?」とした。
極端気象とは何か?読んでくれ!
<何だか分からないが今日の名文句>
信ずるものは救われる???