話題の歩行支援機「アクシブ」を試着した
10月に入ったら、突如、野暮用ラッシュ。テレビで、御嶽山爆発のニュースを見る時間もなく、2日朝のブログ更新もサボった。ゴメン!
それでも「年寄りの好奇心」は、とどまるところ知らず(笑)、僅な時間をひねり出して、2日「第41回国際福祉機器展」を見学に行った。(3日まで東京ビッグサイト東ホールにて開催中)
杖・車いす・福祉車両、入浴・トイレ、住宅改造機材などの福祉機器、それに、高齢者向けの食品や衣料……なんでもある。
介護産業は花盛り。585の企業・団体(うち海外55)が最新の約2万点を出品。大変な盛況だった。
ぜひ、見たい!と思っていたのは、名古屋工業大学の佐野明人教授が開発した歩行支援機「アクシブ」。
モーターやバッテリー、センサーなどの動力源・電装品を一切使わず、バネの力を活用して「片脚まひの歩行」を助ける器具。
朝一番で、試着の列に並んだが……大変な人気で、午後2時にやっと順番が来た。
腰と膝付近に「アクシブ」という機器をベルトで装着。小型ロボットを脚につけたような格好になる。
右足を、そのまま踏み出すと、腰のあたりにある「ヒップユニット」のバネの力で、脚の振り出しが早く、スムーズに感じる。
重量は約550グラム。確かに小型・軽量。
障害者だけでなく、中高年の膝はサビついたように動きが鈍くなり、やがて痛みで思うように歩けなくなってしまうことがある。
これを解消する歩行アシストは、今後、人気商品になるかも知れない。
満員の会場には特殊車椅子の重度の障害者が何人も参加されている。
少しでも、自由な、活動的な生活を目指すチャレンジ。感動した。
俺も、頑張るぞ!
<何だか分からない今日の名文句>
障害は個性だ!