悲しいクリスマスもある
クリスマスなので、ヨーロッパ各地の「お祭り」を見ようと、BSのワールドニュースを見ると……やっぱり、パリが抜群に綺麗。 凱旋門を彩るイルミネーションは圧巻だ。
でも、パリのトップニュースは「経済危機」。
失業率が下がらない。
フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した第3・四半期の失業率は10.4%と、前期の10.1%から上昇した。
経済成長率が低いから、当然だが、それにしても、べら棒に高い。
フランスは階級社会。底辺層の移民は非常に低い教育水準で我慢している。
そのような若者たちの就職口は限られているから、失業率は高くなる。
フランス革命の国でも「差別」は続く。
全世界で、クリスマスのお祈りが行われているが、人々はどんな思いで、年を超そうとしているのか? 戦火のクリスマスもあり。黒人差別反対のクリスマスもある。
日本も、今までにない「格差の年」になってしまった。
「アベノミスクの好循環」と言うけれど……金持ちだけのクリスマス。ちょっぴり、複雑だ。
英国のサッチャー元首相は「金持ちの富を減らせば、貧しい人は、さらに貧しくなる」と断言した。
彼女は市場原理主義に沿って、規制を緩和して、富裕層に減税したが、その結果、格差は拡大した。
資本主義の限界を思う「年の瀬」だ。
ことしも、あと一週間。
いずみ記念病院の「右手のリハビリ」は24日で終わり。ルネサンス両国の筋トレは、24日、マイケル師匠の指導が終わって、26日の「ことし最後の訓練」から、山田君にやってもらう。
山田君は、知る人ぞ知る「空手の名手」。どんな展開になるか? 興味津々。
<何だか分からない今日の名文句>
空手にも流儀、格差解消にも流儀