2015年最初の誤報?東電会長後退報道の「怪」
1月7日は午前中、スポーツジム「ルネサンス両国」でトレーニング。今年から、師匠が中澤マイケルから「空手の山田クン」に代わった。
「右の肩が下がっている」という指摘を受けて、それを治すことから始めたが、今度の師匠とも、気が合いそう。
午後、サンデー毎日の「青い空白い雲」を執筆。
夜、幾分、寒くなって、両国の「割烹かりや」で、上京した関西の経済人とフグ鍋。
ここでも、話題になったのは、産経新聞が「6月に任期が切れる東京電力の数土(すど)文夫会長の後任に、社外取締役を務めている藤森義明LIXILグループ社長兼CEO(63)が浮上した」と報じたことである。
記事によると「すでに複数の政府関係者が打診のために数度にわたって接触した」と書いている。
本当なのか?
ところが、6日になって、東京電力の数土文夫会長が、都内で産経新聞の取材に応じ「体調不良ということはなく、(会長職は)続けねばならない。
任期が切れる6月以降も続投し、引き続き経営改革を主導する」と言ったらしい。
宮沢洋一経済産業相もワザワザ、記者団に「数土会長のリーダーシップを評価しており、引き続き仕事をしてほしい」と述べた。
当の藤森さんんも「政府からも、数土会長からも打診はない」と全面否定。
ということは、産経の誤報?
しかし、根拠がない「作り話」とは考え難い。
誰かが、産経新聞に「会長交代人事」と漏らした、としか考えられない。
官邸サイドのリークでは?という話もあるし「連日の安倍さんのゴルフの参加者の顔ぶれにヒントがある」という説もある。
どうやら、産経新聞は「ある思惑」に使われた?
半年も先の人事を「特ダネ」扱いする産経新聞も、妙である。
<何だか分からない今日の名文句>
御用新聞の「なれの果て」