天皇は国家元首!というのが僕。
平和を祈る天皇皇后両陛下のお立場を、僕は支持している。
毎日新聞の夕刊コラムでも、サンデー毎日の時評でも、このブログでも、天皇は国家元首であり、単なる「一個人」ではない!という立場で書いている。
内心、日本の平和を守る防波堤になっているとさえ、思っている。
僕の「天皇と平和」の視点には、様々な意見をいただく。
ある意味で現実的で、僕と正反対の意見もある。
「横浜 一読者」さんから、お便りをいただいたので紹介しておきたい。
天皇の「機関」としての立場は、憲法上、あいまいなところも多々あることは周知のことです。
以前、東大の法学部卒の修士に、天皇が「一個」の人間として、両院を通過した法律に、署名・押印を拒否した場合、どうなるのか、憲法上にも、規定がないと質問したら、そのような事態になれば、天皇が民意を無視することになるので、政府は、署名・押印を強制できる!とのことでした。
明治憲法以来、天皇は、実質的に政府の操り人形……(以下、略)
これが「横浜 一読者」さんの意見。
実は、この辺りの考え方が、ここ数年、議論されるように思うのだが……折に触れ、この問題を書きたいと思う。
「横浜 一読者」さん、ありがとう。
<何だか分からない今日の名文句>
日本の歴史は
「天皇」と「時の権力」の距離感