NHKの「君・さん」東京新聞の「猫」
NHKって、ちょっとおかしい。
和歌山県紀の川市の住宅地で、小学5年生が殺された事件。
捜査状況の報道では、新聞よりNHKは、一歩も二歩も先んじていたようだが……何故かNHKは被害者を「森田都史さん」と呼ぶ。
なぜ「さん」なのか?
11歳の少年である。普通なら「君」だろう。
後輩を「君」と呼ぶべきか、「さん」と呼ぶべきか、意見は分かれると思うが、それとは違う。
男の子のことを表すのは「君」である。
NHKって、このところ、おかしい。
週末は野暮用で東京を離れたが、愛読紙の東京新聞が配られている地域だった。
このところ、旅先のカフェで一面のコラム「筆洗」を読むのが日課。
8日の「筆洗」は特別、面白かった。
かつて世界は猫が支配していた。
そういう言い伝えが中国にあるそうだ。
人間がまだ話せなかった時代、猫だけは言語能力を身に付け、地球を運営していた。
ある日、猫は気づいた。「地球を治めているよりも、日なたぼっこをしている方がましだ」。
後任に人間を選んだ。
人間に話す能力を譲ると、猫は話せなくなった。
そんな事情で猫は人間を見ると微笑むという。
経済学者の竹内靖雄さんの本にあった猫の世界支配? 知らなかった。
面白い。
今、9日月曜日午前6時。
いつものように新聞各紙を探すが……ああ、そうか、新聞休刊日?
新聞休刊日の夕刊は結構売れる。
今日の毎日新聞夕刊「牧太郎の大きな声では言えないが」は「白鵬に勝ってみろ!」。
昨今の「 白鵬イジメ」が気に入らなくて書いた。
ぜひ、読んでくれ。
面白さでは「筆洗」に負けるけど(笑)。
<何だか分からない今日の名文句>
習字筆の洗い方
筆が割れる原因はいくつかありますが
その多くは洗い方が足らないことにあります。
根元に墨が溜まってふくらみが
ラッキョウ型になってしまうと
割れやすくなります。