「国家が借金を踏み倒す」という予測
１５日は特別、やることもなくって「浅井隆」という人物の書いた「いよいよ政府があなたの財産を奪いにやってくる！」という本を読んだ。
こんなに長い名前の本を読んだこともないし……かなり、刺激的な内容だった。
筆者は一応、経済ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。同時に、学習塾の経営。学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。
帰国後、早稲田を中退して、毎日新聞社に写真記者として入社した、と経歴に書いてある。
そう言えば、会ったことがあるような気もするが……
その後、執筆活動に入ったらしい。
得意の分野は経済予測。
この本は、かなり大雑把な分析ではあるが、日本の借金が限界を迎えるのは間違いない。
そうなれば、彼が予測する「大増税→ハイパーインフレ→徳政令」ということは、十分考えられるだろう。事実、戦争直後、日本人は預金封鎖を経験している。
そこまで、行かなくても、大増税は間違いないだろう。
彼は指摘してないが、僕は「マイカード導入」は、大増税（財産税導入）を意図する狙いと思っている。
憲法改悪の次は、国家の「借金踏み倒し」。
ありそうな話ではないか。
そう言えば、ギリシャ債務問題の打開に向けた関係者の協議は難航。１５日には、ドイツ出身のエッティンガー欧州委員から「非常事態に備える必要がある」との発言が飛び出したらしい。
他人事ではない。
日本の借金はギリシャより多いのだから……日本人も、行く行く、覚悟しなければ……
＜何だか分からない今日の名文句＞
デフォルトは国家の得意技？