「新幹線で焼身自殺」は大ニュースだ
15日は(旅先なので)伊勢新聞を読む。
何故か「在京新聞社会部長が選ぶ今年の十大ニュース」(新聞之新聞社主催)なるものを社会面で取り上げている。
毎日、産経、日経、東京、共同など在京新聞・通信8社の社会部長が出席して、選んだ十大ニュースは?
1位に「『イスラム国』が2邦人殺害。パリでは同時テロや週刊紙襲撃も」。2位が「安全保障関連法成立で集団的自衛権行使可能に。反対デモも」3位が「新国立競技場、東京五輪エンブレムともに白紙撤回」
10位までに入っていないが、個人的には「71歳の下流老人、新幹線で焼身自殺」に一番衝撃を受けた。お忘れかと思うが…… 6月30日午前11時半頃、神奈川県小田原市付近を走行中の東海道新幹線「のぞみ」で起こったあの事件である。
「下流老人」のやるせない一端を見せてくれた。こんなに豊かなのに、貧乏で自殺する時代になったのか?
世間は、それほど関心を示さなっかたのか?不思議だ。
深夜、締め切りに追われて、ホテルで、サンデー毎日の「年末年始合併号」の「青き空白い雲」を書く。で、「下流老人、新幹線で焼身自殺」を思い出して貰いたいので「格差の2015年」をテーマにして、触れてみた。
そうそう、昼に食べた「伊勢うどん」はそれほど美味くなかった。
<何だか分からない今日の名文句>
事件の「味」も「人生」もイロイロ