ペンのテロリスト?月刊誌「紙の爆弾」を読んだ
10日朝、月刊誌「紙の爆弾」を注文した。(午前中に、アマゾンに注文すると、夕方、届く。便利な時代だ)
この雑誌、“見出し”だけ見ると、オドオドしい。かつての「総会屋の雑誌」のような雰囲気なので、一度も読んだことはないが……2月号に「山本太郎・誌上記者会見」という読み物があるので、注文した。
昨年夏ごろから「ホンモノか、ニセモノか、よく分からない政治家・山本太郎」に興味がある。
月刊誌「紙の爆弾」について、若干、書いておこう。
関西に本社を持つ「鹿砦社」が発行する「小さな雑誌」。
「死滅したジャーナリズムを越えて、<スキャンダリズム>の旗を掲げ愚直に巨悪とタブーに挑む」というのが謳い文句だ。2万部ぐらい出ているらしい。
去年、創刊10周年パーティが行われ、右翼の鈴木邦男さんや、元赤軍派の議長、塩見孝也さんがお祝いにかけつけたから、反権力のグループの雑誌なのだろう。
ここで、松岡社長は「ペンのテロリスト宣言」を今後も持続すると話した。
ペンのテロリスト? 過激だが、新左翼の流れなのか?
読んでみると、結構、裏取りがしっかりしていて、好感が持てる。(「伊勢志摩サミットと裏風俗」などは、知らないことばかりで面白かった)
大手新聞、テレビ、雑誌が「牙」を抜かれ、安倍政権の「御用メディア」になっている昨今、この種の雑誌には一定の存在意義がある。
「山本太郎・誌上記者会見」は、街頭で、市民の質問に山本が答える「記者会見」。昨年11月から仙台、神戸、広島……と全国で開いている。
記事はその「記者会見」を永久保存したものである。
ハッキリ言えば、政治記者をやって来た僕には「ほとんで知っていること」ばかりだが、多分、一般市民にとっては「初耳」なのだろう。これまで何も知らされてなかった!という印象なのだろう。 街頭演説で、山本は確実に「支持者」を増やしている。
簡単に言えば、山本は「正義」なのだ。10日も、凍てつく北海道の三箇所で、街頭演説を続けていた。
久しぶりの「ホンモノの政治家登場」ではないのか? 注目したい。
そうそう、11日は成人の日で夕刊がない。従って牧太郎の大きな声では言えない」はお休み。御免なさい。
<何だか分からない今日の名文句>
「政治」に参加すれば
日本にも「希望」はある!
希望は「あなた」だ!