右翼雑誌「WiLL」の内紛!編集長は花田紀凱から立林昭彦へ
24日、 月刊 「WiLL」5月号が届いた。特集は「日本共産党の正体」。トップは友人の兵元達吉の「共産党の黒い履歴書」。
久ぶりに「兵ちゃん」の評論を読むことになった。懐かしいなあ。
彼が共産党の国会議員秘書だったころ、何度か「特ダネ」を貰ったこともある。その彼が、今や「転向した共産主義研究者」。時代は変わる。
「WiLL」の出版元、ワック株式会社にも“内紛”があったらしい。
鈴木隆一社長のサイン入り「ご報告」が送られてきている。
「小誌は花田編集長のもとで、創刊十年を迎えることができました。さらなる飛躍をめざして、花田編集長には、後進の指導・育成に当たってくれるよう依頼したのですが、なお現場への熱情やみがたく、他社にて新雑誌を手がけたいとのこと、その意思を敬意を持って受け入れることとしました」とある。
多分、社長と編集長の大ゲンカ。編集長が首を切られた、ということだろう。
後任は立林昭彦。この人も「諸君!」編集長で、活躍。「文藝春秋」の編集局長を務めた。「諸君!」を8万部にまで伸ばした実績がある。(現「歴史通」の編集長)
月刊 「WiLL」の編集方針は変わらない、というが、どうだろう?
73歳の花田さん、今月中にワックを退職。3月26日発売の5月号がワック在籍中に手がける最後の号になった。
で、 飛鳥新社に移籍する。近日創刊予定の新雑誌の編集長に就任するが、現在の「WiLL」編集部員も同時に移籍し、同誌の路線を引き継ぐ。
花田さんは「WiLL」の名前を持って行きたかったようだが……。
24日午後、帰京した。夕方、税理士と「経理のお勉強」。苦手なんだ。
<何だか分からない今日の名文句>
編集者に「定年」なし