Monthly Archives: 5月 2016

「舛添さんの本当の悪」とは……

 例によって、木曜日の朝は週刊文春を読むことから始まる。(新聞は面白くないんだから、仕方ない)

 今週は「都知事に“政党交付金400万円”ネコババ疑惑が発覚!」。舛添さんが辞めるまでキャンペーンを続けるつもり?

 でも「舛添さんの悪」はネコババ程度のものなのか?

 週刊文春より注目したいのは、今日の「きっこのツイッター」である。

 「舛添要一の最大の罪は、公金の私物化などではない。この男が自民党政権で厚生労働大臣だった時に、自民党の三原じゅん子と公明党の浜四津敏子と松あきらが医薬品利権のために旗振りをした子宮頸がんワクチンを異例のスピードで認可して、全国の何千人もの女性を重度の後遺障害にしたことだ」

 以前から指摘されていることだが……メディアは無視している。

 「舛添さんの本当の悪」こそ、メディアのお仕事。やって欲しい。

 日本人には(舛添さんだけではない)自民党・公明党の悪事に気付いて欲しい。

 18日、藤本一美・専修大学法学部名誉教授から、最近の著書「戦後青森県政治史 1946〜2015」が送られてきた。

 藤本さんの専門はアメリカ政治、と聞いていたが、地方政治もので、しかも510ページの大書。

 彼の経歴もユニークだ。青森県出身。高校卒業後松木屋に就職するが退職し、1浪後明治大学農学部に入学。1969年、同学部卒業。1974年、同大学院政治経済学研究科博士課程に入ったらしい。

 それを退学。図書館の職員、明治大学、東京大学講師、明海大学不動産学部教授などをしたらしい。

 国立国会図書館で調査員として勤務したこともある。

 ものを調べるのが大好きなのだろう。この本は実に、詳しい。

 10000円の定価がついた大書、頂いていいのか?とも思ったが、ご厚意に甘え、原稿書きの仕事に役立てたい。

 ありがとう!

<何だか分からない今日の名文句>

 好きこそ物の上手なれ