「嵐の中」で鳥越俊太郎はむしろ大健闘!
7月31日は東京都知事選。
このブログの読者の皆さん、僕の兄貴分・鳥越俊太郎を応援してくれた皆さん、ありがとう!
結果は、世間の予想通り、小池百合子さんの圧勝。女性初の東京都知事誕生。小池さん、おめでとう!
増田さんも健闘した。ご苦労さまでした。
鳥ちゃんは、僕から見れば「大健闘」だった!
権力側メディアの「ありもしない淫行疑惑」キャンペーン。二週に亘って週刊文春→週刊新潮。アサ芸などは「準強姦」なんて言葉まで使った。
日本選挙史上、最大にして最悪の「選挙妨害」だろう。
週刊文春が「淫行疑惑」を報じた時、今だから言うが、鳥越支持票から50万票、下手をすれば100万票、無くなった!と思った。
そんな孤立無援の鳥ちゃんが「130万票を超える得票」。むしろ、健闘ではないか?
鳥ちゃんは頑張った、と思う。(正直言えば、野党の面々の「危機管理能力」に疑問は残ったが)
でも 「権力の陰謀」に気づいて、鳥越さんを選んだ人がたくさん居た。 これも嬉しいことだった。
鳥ちゃんは、参院選で改憲勢力が3分の2に達したことへの危機感を訴え、告示2日前に立候補を表明。「51年間報道現場にいて、権力側についたことは一度もない」と強調。安倍政権批判や「憲法」「脱原発」など国政のテーマに多くの時間を割いた。鳥ちゃんの行動は一定の評価を受けた。
逆に言えば、安倍政権にとって「消してしまいたい存在」になった。
だから、右寄りのメディアから「妨害」を受けた。
自ら、権力の標的になり、浴びるほどの「誹謗中傷の波」。鳥ちゃんにとっては、嵐の選挙戦だったと思う。もちろん、覚悟の上だったと思うが……「13年前の出来事」を悪意を持って取り上げるとは思わなかったろう。
鳥ちゃんは 「準備不足」を詫びたが、同時に、告示後の女性スキャンダル報道の影響については「あったと思う」と正直に答えている。
悔しいだろう。
でも、鳥ちゃん、僕の周辺は、みんな、死ぬまで「応援団」だ!この経験を生かして、もう一回りもふた回りも、大きなるだろう。
鳥ちゃん、ご苦労さん。 暇になったら「ご苦労会」を開くから、待ってておくれ(笑)
さて、今日から8月。
突然の鳥ちゃんの「出馬表明」で、この3週間、都知事選のことばかり考えていた。「夏の到来」をすっかり忘れていた。
猛暑の8月?盆踊り、花火、かき氷……夏らしい思い出を作らなければ。
そうそう、今日8月1日の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」は「東京音頭の運命」。東京音頭と憲法改正の「関係」を書いた。読んでくれ!
<何だか分からない今日の名文句>
違法ではないが不適切な
「権力の高笑い」が聞こえてくる