「吉田沙保里の涙」でオリンピックは終わった!
リオデジャネイロ五輪。選手団の主将はどの大会でも敗れるーーというジンクスを聞かされていたが、
まさか、レスリングの吉田沙保里が負けるなんて…思いもよらなかった。
吉田の涙は重い。流れても、流れても、涙は尽きない。無念だろう。
テレビで見ているだけで、胸が締めつけられているようで……オリンピックはもう終わった!という気分だ。
小さい頃から、江戸っ子は「頑張れ!」「負けるな!」なんて云われない。他人に勝つた!なんて
自慢するは恥ずかしいこと!と母親は教えてくれた。だから「自分のための勉強はするな!」と言われた。勉強で勝つなんて下の下だ。貯金して、財をなすなんて下の下だ。
それが江戸っ子だ。だから、江戸っ子のオリンピック選手はほとんど居ない。
「戦わない楽な人生」を選ぶ。江戸っ子は狡いのかもしれない。でも……それでも良いじゃないか。
僕は、そういう生き方をしてきた「狡い男」だけど……「吉田の涙」が、どんなに重いものか!は分かる。辛いよな。無念だろう。
もっと泣け! 日本一重い「涙」じゃないか。
そして、吉田クン、眠ってくれ。(無理だ、とは思うが)すべて忘れて眠んてくれ!
オリンピックは終わったんだから。
<何だか分からない今日の名文句>
当たり前のことだが
「勝ち負けだけが人生ではない」