安保法成立から１年。先制攻撃の愚かさ。
９月１９日で（自衛隊の海外任務を大きく広げた）安全保障関連法の成立から１年。自衛隊は安保法制に基づく新任務の訓練に入った。
安倍政権は、歴代政権が積み重ねてきた憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能とし、１年前、防衛政策を転換させる安保法制を「数の力」で強引に成立させた。
それから一年。北朝鮮の核・ミサイル開発。中国の強引な海洋進出。韓国は「先制攻撃を辞さない」などと馬鹿げたことを言っている。さらに、さらに、世界は危うくなっている。
先制攻撃？ 冗談じゃない。先制攻撃で、相手国を一瞬の内に壊滅することなど絶対に出来ない。
イラク戦争を見てみろ。無謀なるアメリカの先制攻撃がテロ集団「イスラム国」を生んだ。先制攻撃で、何十万人も死んだ。
安保法法案から一年、我々は「自衛隊と米軍の際限ない一体化は日本を紛争に巻き込まれる！」と言い続けなければならない。
小池劇場も良いけど、「豊洲の地下水」より議論しなければならないことが幾つもあるだぜ！
１９日は休日で夕刊がない。従って、毎日新聞の「牧太郎の大きな声では言えないが」は休載。一週分、書かないで良いから「儲けた」という気分だが……一週書かないと、なぜか、調子がおかしくなる。妙だ。そろそろ、締め切りだというのに。
＜何だか分からない今日の名文句＞
人生は長く、締切は短い