「山口組顧問弁護士」を読むと「ヤクザは貧乏人」が分かる
週末、正確に言えば18日金曜日、野暮用のついでに「かき氷」を食べに行った。気温10度。晩秋だというのに。
目指すは 「慈げん」(埼玉県熊谷市仲町45)。
ベリーベリーチョコとキャラメルが乗った「かき氷」が絶品!と聞いていた。行列ができる店らしい。「通年」で、かき氷が食べられる店は少ないから貴重である。
JR熊谷駅徒歩約20分。「八木橋」デパートの裏。やっと探し当てたら……何と、お休みではないか。
ああ、ああ、ああ……神様が「季節外れの食べ物はダメ!」と言っているのだろう。
諦めるか(笑)
で、翌日からは、真面目に本を読む。(来週、府中にジャパンカップを観に行くので、資金温存ということで、馬券も買わず、ただただ真面目に過ごす)
一番、面白かったのは「山口組顧問弁護士」(角川書店)。 山口組の顧問弁護士を長きにわたって務めてきた山之内幸夫さんの独占手記。(筆者の別れた奥さんと知り合いだったので、個人的な興味もあったけど)多分、一般人として、山口組を最も近くで見続けてきた男の分析だろう。クールである。
山口組分裂の背景、代紋の重み、ヤクザの民事介入暴力と薬物……8割ぐらいは知っていることだが、面白かったのは、この顧問弁護士がNHKの人間と協議して、山口組ドキュメントをつくていた。
テレビの番組は「意外な人脈」で出来る!ということか。顧問弁護士は広報担当?
勉強になった。
それにしても、ヤクザは貧乏なんだ。この本を読むと、貧困と差別の実態がよく分かる。人間、豊かだったら、ヤクザにならないだろう。そして、ヤクザになっても、貧乏だ。
さて、メディアはこの週末、安部首相のトランプ訪問を好意的に報じているが「50万円のドライバー」を持って「参覲交代」みたいな訪問。お帰りに「ゴルフウエアー」を貰ったようだが、このシャツ、精々、3万円ぐらいだろう。
おぼちゃま外交? トランプに笑われているだろう。
<何だか分からない今日の名文句>
安倍さんは「 飛んで火に入る冬の虫」