安倍内閣の「驕り」もここまで来たか!
記者会見で、福島原発事故に伴う自主避難者に「自己責任」と述べた今村雅弘復興相の“暴言”。「出て行け!」。まるで、ヤクザじゃないか!
大臣辞任が当然だろう。でも、安倍内閣は「謝れば良いじゃないか?」。「驕り」もここまで来た。
なぜ、平気で居られるか? それは「応援団」がいるからだ。
某新聞の解説記事。騒ぎの原因は、フリーの男性記者が今村さんの逆上を狙った「挑発的な質問」を繰り返したからだ!と書いている。
この記事を引用させて貰う。
<以下引用>
記者は3月31日に自主避難者の住宅無償提供が終了したことを挙げ「国の責任放棄ではないか」と尋ねた。今村氏は「一番被災者に近い福島県に窓口をお願いしている。国としてもしっかりサポートしていく」と応じた。その後、別の記者との質疑に移り、事務方は会見終了を告げた。
ところが、フリーの記者は再び質問を始め、「国が率先して責任をとる対応がなければ福島県に押しつけるのは絶対無理だと思う」とただした。終盤の約4分半の間に22往復した質疑の末、記者はさらにたたみかけた。
「なぜ帰れないか、実情を知らないのではないか。人のせいにするのは…」「責任持って回答してください」
冷静だった今村氏も次第に感情的になった。
「人のせいなんかしてないじゃないか」
「責任持ってやってるじゃないか。何て無礼なこと言うんだ。撤回しなさい」
そして「出ていきなさい」「うるさい」との発言につながった。まさに術中にはまったわけだ。
<以上、引用させてもらった>
要するに、この記事は「フリーの記者に嵌められた」という見解である。
そうだろうか?
僕が、この記者会見にいたすれば、表現は穏やかにするが、同じように追及するだろう。政権寄りの新聞、テレビが追及しないのなら、尚更だ。それがフリーの存在意義ではないか?
この記事の筆者はさらに「記者のツイッターをみると、在日外国人や慰安婦問題、原発、憲法、沖縄の米軍駐留といったテーマに関心が高く、安倍晋三政権に批判的な姿勢が目立つ」と書く。まるで「反安倍の変わり者記者」のように印象づける。
反安倍ではいけないのか?権力を監視するのが新聞記者の仕事じゃないか?
そして、この記事の〆は「政権を追及するのは結構だが『ためにする質疑』」は生産的ではない」と書く。こうした分析もあって良い。確かに、政権内部は、そう見ているのだろう。
でも、この記事、僕から見れば、まるで「私は安倍内閣の味方ですよ!憶えて置いてください!」とラブコールしているような解説記事だ。
こんな御用新聞が存在するから、昨今の安倍さんは狂ってしまている。
質問主意書に答えるという形で「首相・安倍晋三の昭恵夫人は私人か公人か」との問いに「私人」と閣議決定し、今度は昭恵夫人付の政府職員が森友学園前理事長・籠池泰典に送ったファクスを「行政文書に該当しない」と閣議決定した。
首相夫人は、公人でも、私人でもない。「特別の存在」なのだ。「特別な存在」だから、騒ぎが起こった。
これをわざわざ「私人」というのには「後ろめたい」ことがあるからだろう。
それを隠すため、夫人付きの谷さんに、全て責任を負わせる。そんな理不尽な!
メディアは安倍内閣の応援団!と勘違いする安倍さん。 何でも出来る!と勘違いする安倍さん!
この「驕り」。
日本は狂っていないか?
<何だか分からない今日の名文句>
御用新聞は卑怯者!