安倍さんは「ガンバン!」と言うけど……本質は「首相の汚職」なのだ!
安倍さんの「言い訳」に終始した閉会中審査。
首相はここへ来て、盛んに「ガンバン、ガンバン(岩盤)」と言い出した。「議論の本質は52年間、獣医学部新設を妨げてきた規制の是非だ」「岩盤規制にドリルで穴を開けることが必要だ」と政策の正当性を強調した。
でも、そうだろうか?
国家戦略特区は首相指導、政権主導の色彩が極めて強い。事業者と政権の癒着の温床になりやすい。
どこを特区認定するかは、首相お気に入りの民間人らでつくる諮問会議の議論。首相が決める。公開!公開!と言うけど、ヤラセである。
認定された事業者には手厚い金融支援や減税措置が与えられる。
その癒着の典型が「加計学園」なのだ。土地も、補助金も、貰い放題なのだ。
問題は、獣医学部新設という結論に至るまでの「闇のプロセス」にある。どの主体に事業を行わせるかという決定に至る「闇の過程」が問題なのだ。
規制に穴を開けるかどうかではなく、穴の開け方が不公平、不透明であることが問題なのだ。
安倍さんは「ことの本質」をすり替えようとしている。汚い。めちゃ汚い。
彼が、何故「1月20日に始めて知った」に拘るのか?
その理由をバラしてしまおう。
「1月20日以前に知っていたら、これまでの“飲み食い”が贈収賄になります」と弁護士に指摘されたからである。慌てて「1月20日に知った」にした。
すでに一部のメディア(例えば週刊文春)が「加計さんは『一億円使った、と話している」と報じている。
ことの本質は「ガンバン(岩盤)」ではなく「サンズイ(汚職)」なのだ。
それも「首相の犯罪」なのだ!
それを知る「賢い柳瀬審議官」は「記憶にない」を連発する。
メディアは書かないが、本当は「支持率急降下」どころではない。贈収賄事件になるか?瀬戸際なのだ。
第二のロッキード事件なのだ。
<何だか分からない今日の名文句>
「結論の正しさ」と「手続きの正しさ」は
法治の「両輪」である