週刊文春「不倫」が売れるか? 週刊新潮の「漢方の嘘」が売れるか?
8月14日の毎日新聞のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが・どうでもいいじゃないか」に、次のように書いた。
《「不倫」は褒められたことではないが、それより「スクープ撮」を成功させる“密告社会”の現実が気になる。週刊誌に密告して、不倫報道で「何らかの利益」を得ようとする。
戦時中、日本では、男女が手を繋いでいれば「国賊」と言われ、密告された。あの頃と同じように「不倫は国賊!」と言わんばかりの報道に「危険」を感じる。
昨今「不倫報道」で週刊誌が完売!なんてことはまずない。聞くところによれば、最近のヒットは、週刊新潮の三週連続「誤嚥性肺炎」ものだったとか。
賢い読者は週刊誌の「不倫報道」にカネを使わない!と決めているのではあるまいか?》
今回も、週刊文春が「山尾志桜里 イケメン弁護士と『お泊まり禁断愛』」。
対して週刊新潮は
「漢方の大嘘!死者まで出ている『副作用』事典」。
売り上げ1150億円の「ツムラ」が国民を欺いている!とキャンペーンを張っている。
「不倫」が売れるか? 「漢方の嘘」が売れるか?
どちらが、読者から支持されるか?よく見極めたい。
今日8日夕方、帰京の予定。一週間の越後紀行。佐渡は綺麗だった。
もう、一度、行けるかなあ?
ともかく、平均寿命の80歳までに、日本の隅から隅まで行ってから……考えよう。
<何だか分からない今日の名文句>
「他人のセックス」より「己の健康」