ご贔屓の遠藤が「栃ノ心」に負けて良かった?
(30日のブログは超多忙でお休みです)
大相撲初場所。14日目に、優勝を決めていた西前頭3枚目の栃ノ心。千秋楽の相手は、ご贔屓の遠藤。
父方のおばあちゃんの故郷は石川県穴水町。遠藤は「穴水の星」だから、いつも応援しているが……
今度だけは、栃ノ心に勝ってもらいたかった。
まわしを引き付ければ相手が身動きできないほどの腕力。分厚い背中。横綱になってもおかしくない栃ノ心だが、膝のケガに泣かされていた。
小結など幕内上位に定着し、これからという2013年の名古屋場所。右膝を痛めて途中休場。前十字靭帯断裂と内側側副靭帯損傷の大けがだった。翌場所から3場所全休。公傷制度もすでに廃止されており、番付は十両を通り越し西幕下55枚目まで落ちた。
何回も辞めようかなと思ったらしい。でも、焦ってはダメ。稀勢の里も昨年春場所で、けがを押して涙の逆転優勝を果たしたものの、その後は代償に苦しんでいる。
栃ノ心は我慢した。苦労した。精神的にもズタズタだったらしい。
やっと捕まえた幕内優勝である。千秋楽は勝ってもらいたい。それが、相撲ファンの心だろう。
遠藤、今日は人情相撲だ!
上手に負けてくれ!
結果は、僕の思い通りになった。
遠藤! 3月場所で優勝を狙えば良いじゃないか!とは言っても……「遅咲き」栃ノ心の連続優勝の可能性が大。今度は、どちらを応援するか?悩むだろう。
<何だか分からない今日の名文句>
心が「筋骨隆々」