袴田裁判の展開と「紀州のドンファン怪死」の捜査は微妙に関係する？
１９６６年に起きた「袴田事件」で死刑が確定し、２０１４年の静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告（８２）の即時抗告審で、東京高裁は１１日、地裁決定を取り消し、再審請求を棄却した。
静岡地裁の再審開始決定の決め手となったＤＮＡ型鑑定は「種々の疑問があり、信用できない」。
つまり、この事件は冤罪ではなく、袴田さんが真犯人！という判断である。
弁護側は高裁決定を不服とし、最高裁に特別抗告するだろう。
地裁は１４年３月、確定判決で犯行時の着衣とされた「５点の衣類」について、「血痕が袴田さんや被害者と一致しない」とする弁護側のＤＮＡ型鑑定などを「新証拠」と認めて「後日捏造されたとの疑いを生じさせるもの」と結論づけ、再審開始決定を出した。
地裁と高裁の判断が全く違う。
「真実」は永遠に分からないだろう。
話題の 「紀州のドンファン怪死」事件の捜査も、果たして「真相解明」に結びつくのか？
どう見ても、他殺！と思うが、どうだろう？犯人は「完全犯罪」を意識しているようにも見える。
疑われている幼妻は「第三の女」の存在を明かしているようだが、真相は？
物証がなく、状況捜査だけで、警察が「犯人」を特定すると、新たな「冤罪」を生むことにもなりかねない。
警察はどう出るか？
警察、検察は「袴田裁判の展開」を勉強？しているように思えるが……。
１１日は台風５号の影響で、雨が強く、一日中、仕事場に籠る。
半身不随で、傘がさせない。梅雨は苦手だ。
＜何だか分からない今日の名文句＞
○○殺しに刃物は要らぬ
３日も雨が降れば良い