「赤坂自民亭」と「オウム真理教」のこと
上川法相が「女将役」を勤めた「赤坂自民亭」が話題になっている。
西日本豪雨の最中「居酒屋ゴッコ」していた政治家を批判しているのだが、もっと深刻なことがある。気が付かない面々もいるので、敢えて書いておきたい。
「赤坂自民亭」とは7月9日の僕のブログで書いた「宴会」のことだ。
「ただ一つ、気になるのは、死刑執行を命じた上川法相、事前に報告を受けた安倍首相が、死刑執行の前日の『5日夜』、自民党議員との懇親会で、笑顔の乾杯! そんな乾杯写真がネットに登場したことである。
一日に7人も死刑執行する前夜に、宴席に参加する気分になれるのか?
どこか、おかしいんじゃないか?
今の政治家は知的基礎体力ゼロ!と言いたいぐらいだ」
と7月9日のブログで書いた。
断って置くが、僕は「豪雨」との絡みで、批判した訳ではない。
オウム真理教の報復テロが心配なので、敢えて「残党を刺激するな!」と言いたかった。
オウム真理教は事件後、東京・足立区に拠点を置く「アレフ」と、上祐史浩氏が代表を務める「ひかりの輪」に分裂。
2014年には、アレフから離脱した信者が石川県金沢市に本拠を置く「山田らの集団」を設立した。
上祐氏の「光の輪」は“脱・麻原”を掲げているが、「アレフ」と「山田らの集団」の信者は現在も麻原へ帰依している。特に「山田らの集団」は過激だ。
「赤坂自民亭」の女将、法務相の上川さんは、信者からすれば「グルを殺したカタキ」になる。
公安筋は、上川さんに生涯にわたってSPをつけようと検討している。
そんな緊張感が存在するのに、当の上川さんが笑顔で「乾杯!」。
だから、今時の政治家は馬鹿なのだ。
上川さんは気の毒だ!と僕は思っている。でも、自ら「選んだ道」だ。政治家だから、仕方ない。
オウムの残党も、それほど馬鹿とは思わない。報復テロはない!と信じているが……以後、より慎重にされたらどうだろう。
その昔、殺されそうになった僕のアドバイスだ。
それでなくとも、オウムの残党は、豪雨被害と死刑執行のタイミングが重ね合わせ「麻原の祟り」「グルは死してなお健在」と話しているらしい。
改めて言う!
「インチキ宗教」に隙を見せたら、御仕舞いだ!
<何だか分からない今日の名文句>
インチキ宗教は「 天変地異」を利用する