毎日新聞が「山根会長と山口組の関係」を暴いた!
「紀州のドンファン」怪死騒動で、バッチリ視聴率を稼いだテレビの情報番組。今度は「日本ボクシング連盟の山根明」で稼ごうとしている。取材合戦はも激しい。
テレビ朝日が3日未明「山根会長インタビュー」を実現して、一歩リードした。
ただし、「疑惑の人」の言い分を放送するのは結構だが、一番、追及すべきは「山根会長の謎の経歴」である。
7月31日のブログ「“奈良判定”が流行語大賞になるぞ」で、
<山根さんは、問題ありの「日大理事長」とも親しい。日大の理事長さんは「反社会的組織」とも関係がある。( 「菱の血判 山口組に隠された最大の禁忌」という本には「日大とのこと」が書かれている)反社会的組織が、アマチュア格闘技分野に手を伸ばしているのか?それも、気になる。どこまで、メディアは追及出来るのか?>
と書いた。
この騒動の核心は「ボクシングと山口組」の関係なのだ。
どのメディアが「その闇の関係」を書くのか?注目していたが、ついに毎日新聞が3日朝刊で書いた。以下、引用する。
<日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が半世紀以上にわたり、山口組系暴力団組長だった大阪市の男性(81)と交友関係があったことが明らかになった。男性が毎日新聞に証言した。山根氏が1991年に連盟理事に就任して以降の時期も含まれている。男性は2007年に組長を引退。数年前からは関係も絶たれたとされるが、ボクシングの国際統括団体でも反社会勢力との関係が問題視されており、山根氏の説明責任が問われるのは必至だ>
まだ、切り込みは浅いが、これで「山口組とボクシング」「山口組と大学」が話題になるだろう。
(念のため、山根さんは日本大学客員教授である)
面白い展開である。
<何だか分からない今日の名文句>
その昔、格闘技はヤクザの「しのぎ」だった