「面従腹背やめましょう」の文科省事務次官。いまや、日本の言論封殺はサウジ並だ!
数日前(多分、20日)、文科省の関係者の一人から「嘆き」を聞かされた。
「あんな人が事務次官になるなんて……」という落胆?
事務次官が2代続けて引責辞任する異例の事態となった文部科学省。「藤原誠」という人物が次官になったのだが、その第一声が「面従腹背やめましょう!」。
課長補佐級以上の職員約400人を前にした藤原氏は
①仕事で議論すべきときは議論する
②大臣をはじめ上司が決めたことには従う
③いったん決めた後は議論のプロセスをむやみに外に漏らさない
この3つを求め「要約すれば、面従腹背やめましょう」と話した。
この演説は新聞でチラッと読んだけど、特別、興味がなかったが、その「関係者」は
<「無能な自分を次官にしていただき、ありがとうございます。つきましては、元事務次官の前川喜平氏とは決別いたします」と誓約書を読み上げたのだ!>
と解説する。
「面従腹背」は、組織的天下り斡旋問題で引責辞任したが、加計学園問題で安倍政権を批判した前川氏が(皮肉を込め)自ら座右の銘と認めた言葉。38年の公務員生活を振り返った自著のタイトルに使っている。
新しい事務次官は「幹部」になるようなエリートではなかった。(それは別の「文部官僚」も、驚いている)官邸にすり寄り、加計疑惑を隠蔽して出世した人物!と評判だ。
確かに考えてみれば「変な演説」だ。
特に【(②大臣をはじめ上司が決めたことには従う】のクダリ。
「公文書改ざん」のような犯罪的なことでも「大臣に従え!」と言っているようなものだ。
【③いったん決めた後は議論のプロセスをむやみに外に漏らさない】ということは、犯罪行為を内部告発することを禁止してることになる。
わざわざ、こんなことを演説する人物が、教育の責任者になるなんて……
教育分野に関係する人の多くが嘆いているのだろう。
日本は「サウジ並」になっている?
<何だか分からない今日の名文句>
霞ヶ関でブラック教育!