習近平政権は「周永康の残党」と最後の権力闘争？
習近平政権は強引である。それを痛感したのは、北朝鮮の若き頭領が、アメリカ大統領との会談のため、シンガポールに向かう時、習近平は「中国の飛行機を使え！」と命令した時だった。
一国の指導者が「自国以外の飛行機」に乗るなんて考えられない。「何かあれば殺すぞ！」と脅しているのだ。
日本のメディアは「中国の善意」と報道したが、コレは全世界に「北朝鮮は中国の属国！」とアピールする意図だった。
最近、話題になっている、孟宏偉・国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）総裁が行方不明になっている事件。
孟氏は９月２９日にフランスから一時帰国し、北京に到着後、中国共産党の汚職摘発機関・中央規律検査委員会の関係者に連行された。
ご存知かと思うが、孟氏は「汚職で摘発された周永康元政治局常務委員」の残党である。
周氏は「石油閥」の中心的存在として巨大な利権を握っていたが、同時に、党中央政法委員会書記として中国の治安・司法部門の頂点に立つていた。その頃の側近である。
つまり、治安、司法分野で、残った「周の最後の残党」を捕まえたと言うこと。
もちろん、権力抗争。でも、今頃になって、身柄確保したのか？
まだ、誰が勝つのか？分からない。
＜何だか分からない今日の名文句＞
本当の残党は「江沢民元国家主席」？